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晴れた空を眺めたときの、空気のつめたさ。
くもりの優しい光の中に、小さな寒さを感じるとき。
雨の日の、一杯の紅茶、コーヒーの温もりの嬉しさ。
冬がにっこり微笑んでいる、そんな季節になりました。

表参道では、イルミネーションが12月1日から始まっております。
樹木の美しいカタチと人が灯す光が、幻想的な煌めきを生み出して、
クリスマスを指差し、また新しい年への道を彩ってくれています。

今回はクリスマスのイニシャルペンダントのご案内を致します、
といっても以前ご案内したことのあるこのペンダント。

ほんの少しデコレーションして、
皆様に見て頂けるようにお待ちしています。
それはさながらイルミネーションのように。

イニシャル(initial)には、
本来の意味として「初期の」「最初の」という意味があります。
最初の想いは自分に正直なことが多々あります。
例えばリングのデザインのお打ち合わせで、迷い迷って最後には第一印象で
決めたデザインに戻ってくるお客様がいらっしゃいますが、これも
最初の想いが、お二人の一番のデザインを見抜いているのかもしれません。

初心に戻り、これからを見つめる、イニシャルペンダント。
生まれたての想いを、イニシャルペンダントに込めてみませんか?

表参道本店 山内

掃いたはずの道に、はらりと一枚、紅葉した葉っぱが落ちていました。
目を楽しませてくれる緑や黄色・赤の鮮やかなグラデーションが、
入口の真っ白な玉砂利の中に、ほんのり季節の色を与えてくれます。
大きな葉はお隣から舞い降りた、大きな手のひらのような黄色の葉っぱです。
朝や夜は温いものが恋しい、もうそろそろ冬が振り返る、そんな時期です。

少し前にお店の植物に仲間が増えたとのご紹介をしましたが、そんな中でも一際
目を引く存在ということで、今回はこの松の盆栽をご紹介します。


入口でお客様をお迎えすることの多いこの盆栽は、その姿形もさることながら、
この松を中心とした、小さな世界が出来上がっているところに驚かされます。
まるでミニチュアの庭園のようにも見えますし、山から見える風景の一つとしても見れるでしょう。
もともと盆栽は、自然の景観の縮尺したものを再現することも目的ですし、
小さな空間に、沢山の風景・絶景を見出すのは、素適なことですよね!

そんな中で、本日見つけたのは、ひょこりと大木の麓にいたクローバー…

…と思いましたが、これはカタバミとよばれる、家紋にもよく登場する植物で、
ハート型の小さくて可憐な葉が特徴です。

花言葉は「輝く心」。
見つけると少し幸せな気分になるのは、クローバーと同じでした。

クローバーもカタバミも、そういえばリングの風景の一つに見た覚えがありました。

盆栽から見える自然の景色と、リングから見える景色。
クローバーもカタバミも、とても素敵な世界の中で、元気に育っている…
お二人のリングの世界は、どんな素敵な世界なのでしょうか・・・。


表参道本店 山内

朝夕が少しずつ肌寒く感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

街並みや人々の服装に、
だんだん秋や冬という季節の記憶を呼び起こす・・・、
そんな日が多くなりました。

見えないトコロで、こだわりを込めること。

普段気にかからないところで、小さな発見をすると、
そこにまつわる物語が、急に色を帯びて見えてくることがありませんか?

リングで見えないところといえば、内側の部分です。

普段は着けることで隠されてしまうこの部分には、
薬指という特別なお指ということもあいまって、
秘密も一緒に隠されている雰囲気があります。

リングに託され隠される秘密には、まず日付があります。
お二人のお式、ご入籍の年月日。
中にはお二人だけに意味がわかる、暗号のようなものもありました。

そして文字以外のものでは「家紋」が人気です!

家紋はお入れすると和の雰囲気が出ます。

家紋のデザインの格好よさもさることながら、
家紋の持つ意味合いや歴史もとても魅力的なものが沢山あります。

考えるだけでも、

無限の可能性のある、
想いの込めかた、想いの形。

見える部分と、見えない部分のデザイン。
まとめてこだわってみませんか?

内側のマークや家紋についてなど、ご質問がございましたら、
ぜひ、表参道本店までお電話にてお気軽にお問い合わせください。
「マークのイメージはできるけど、なかなか絵に描けなくて…」という方もご安心ください!
お打合せにてコンシェルジュにごイメージをお伝えいただければ、データ化も致します。


表参道本店 山内

東京も梅雨入りし、冷房装置が活躍する季節になってきました。
みなさまは体調など崩さず過ごされてますでしょうか?

本日は私がご案内させて頂きましたお客様をご紹介致します。
山根 大介様・恵様ご夫妻です。

最初のご案内からお渡しまで担当させて頂きましたが、
お二人ともすごく仲の良い雰囲気で、結婚を控えるアツアツぶりが伝わってきました!

今回お作り致しましたお二人のリングは、
W+P(一筋杢)+Svの組み合わせで玉杢入りの模様でございます。


伝統的な正阿弥伝兵模様にピンクが一筋・・お二人を赤い糸で結んでいる感じがします。

お二人に何点かご質問をさせて頂きました。
①なぜ、杢目金屋のリングを選ばれたのですか?
「ゼクシィで拝見し、世界で二人にしかないリングが作成できる所に惹かれました。
和柄や作成方法にも興味を持ちました。」
②作る時にこだわったポイントを教えて下さい。
「玉杢模様がきれいに出るような組み合わせ。そしてリングの内側に家紋と名前を入れる事。」
③完成したリングを見て、また着けてみてどう思いましたか?
「大変満足です。日本の伝統技術にあらためて感動しました。」

お二人に感動という言葉を頂けると、コンシェルジュは勿論、職人も大変嬉しく思います。

山根 大介様・恵様、どうぞ末永くお幸せに!!

表参道本店・髙橋一宗

そろそろ関東地方も梅雨入りですね。
梅雨が終わると夏がはじまります。
春から夏に季節が変わる6月。

夏の入口、6月の誕生石のご紹介です。

6月の誕生石は「ムーンストーン」でございます。

石言葉は「健康」「長寿」「富」

日本名では「月長石(げっちょうせき)」という名前を持っています。
淡く乳白色の輝きを持つこの宝石は、
まるで月のようであることからこの名前がつけられたと言われています。
古くから、月の神が宿る神聖な石と考えられています。
ある書物には、
「この石は、月の満ち欠けに従いその形も大きくなったり小さくなったりする」
と記述されているそうです
月の光でムーンストーンを見ると、本当にそのように感じられるそうです。
なんだか神秘的なお話ですよね。

「恋の石」とも呼ばれ、愛を育み、永遠の愛を保護するとされています。
中世ヨーロッパでは、恋人への最初のプレゼントとして選ばれきた宝石だったそうです。


誕生月の宝石を入れる方が多くいらっしゃいますが、
お式の月、ご入籍の月の誕生石や、
お2人の誕生石を交換しても素敵ですよね。

お2人の想いをリングに込めてみてはいかがでしょうか?

表参道本店 岩舘

皆様、仕上げが施され、完成されたリングは見慣れていると思いますが、
制作途中のリングを見る機会はあまりございませんよね?


杢目金屋では、制作にお時間を頂いた後、“フィッティング”といった機会がございます。


何をする機会かと申しますと、実際に制作途中のリングをご覧頂きながら、サイズの微調整やリングのイメージの確認をして頂きます。


『フィッティング楽しみにして来ました!!』とおっしゃって下さるお客様が多いので、
私共も嬉しい限りです。 

『制作途中のリングを見る機会もう無いので・・・』と帰りにリングのお写真をお撮りになる方も。^^


仕上げの方法などもフィッティングでは伺っておりますので、
お二人のお好みのリングに仕上がります!!


お二人の結婚の“証”が形になる瞬間・・・。

お二人の記憶に残る、思い出の1ページとして、杢目金屋でリングを作ってみませんか??

                                         表参道本店  中嶋

最近、春から初夏の様な暖かさが続いておりますね。

こんにちは。
杢目金屋。中嶋と申します。

本日は日本の伝統の“家紋”についてお話させて頂きます。


現在ですと、結婚式や七五三のお宮参りなど冠婚葬祭に用いられている家紋。
お着物の襟元や袖に入っているのが、馴染みがあるかと思います。

実はこのように衣服に家紋をつけるようになった歴史は古く、
鎌倉時代までさかのぼるそうです!!


このような伝統のある家紋を、杢目金屋では、
実は刻字の一つとして、リングにお入れする事ができます。


日本の技術である木目金と、長年受け継がれている家紋の組み合わせ。

まさに“和”といった印象ですよね。


毎日意識するものではありませんが、ご両家に伝わる家紋のルーツを調べてみるのも、
今まで知らなかった“発見”があるかもしれないですね。


この機会に、いつも身につけられるリングの中に、
ご両家の『伝統』も詰め込んでみてはいかがですか?

表参道本店 中嶋

こんにちは。

春の象徴ともいえます桜も舞い、
木々からは、新たな緑の芽が開き、新緑の季節がやってまいりました!

ここ最近では、初夏の陽気をも感じさせる日が少なくありません。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、そんな新緑の季節にふさわしいリングをご紹介いたします。


こちらは、杢目金・甲丸タイプのリングで、
お色身は、ホワイトゴールド、イエローゴールド、シルバーでございます。
イエローゴールドとは、一般的に言われます純金のお色身でございます。

華やかな印象を持たれる方も少なくはないと思いますが、
シルバーとホワイトゴールドに挟まれたイエローゴールドの木目模様は、
春のやわらかい暖かな日差しから、新緑の晴天の日差しの季節への移り変わりを
表すかのような柔らかく明るい光を表すかの様なリングでございます。


また、うねりある木目模様は、新緑の風のように爽やかな力の漲った印象がございます。

サンプルリングの中には、様々な季節を思わせるリング達が、
幸せいっぱいなお二人をお待ちしております。

お二人で、季節感あるリングを探してみませんか??


表参道本店 長澤

友人と遊んだ帰りみち
手を振りながら一言「またあした!」「うん、またあした!」
この一言も、小さな小さな「約束」。明日また会おうねという「約束」

子供の頃の「約束」や、紙に描かれた「約束」。
例えば、小学校の頃に書いた方も多いと思いますが、「将来の夢」という題材の
作文などは、幼いながらも純粋な、未来の自分に対しての「約束」なのかもしれません。

―「約束」には とても繊細な思い出が織り込まれている―

「約束」の「約」という文字は、
「勺」の部分は液体の一部を汲んだ様子を表し、
「糸」の部分はそのまま糸を表します。
水に糸を引きしめて目印としたことが語源と言われています。
それに束ねる意味の「束」を繋げて「約束」が完成します。

「約束」といえばエンゲージリング。
「約束」の語源を知った後、リングを見てみると不思議と
その言葉がリングという形をとった印象を受けます

きらめくダイヤは輝く水面に
木目の模様は流れ漂う目印の糸

二人の結婚の「約束」は、
未来を束ねる目印に

表参道本店 山内

頬を撫でる風に、温もりを感じる季節となりました。
少し前までは、風が吹くと少し身構えてしまうような
小さな寒さが見られましたが、冬も春に季節を任せたようで、
今となっては冬の寒さが少し名残惜しい気もします。

風はまた、芽吹きの匂いを運んできてくれます。
元気が湧きでるような、それでいて優しい匂いの風。
その風に包まれて、今日もまた、小さな花が元気に咲こうとしていました。

ぷっくりふくらんだ蕾が、風に揺れて気持ちよさそうでした。
思わずその表情を撮ってみました。


実はこの花をつけた木は、以前、
元気がなくなってしまったことがあり、少々心配をしていました。
ですが、日を追うごとに
鮮やかな芽がひょこりと顔を出し
ふとした時に大きな葉をつけ
ある朝見ると、幹も心持ちどっしりしていました。
そして今は綺麗な蕾を付けて 花を咲かせようとしている...

あらためて木目の模様を眺めてみると、
その美しさを、木そのものを通して教えられた気分でした。
暖かい風に包まれて木目を眺めると、
もしかしたら、新しい一年のはじまりが見えるかもしれません。

さあ、季節は春です!

表参道本店 山内

朝・晩の冷え込みが厳しくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


さて1月も後半にさしかかりましたが、
今回は先日掲載した『2009 イヤーペンダント』についてお話いたします。

まだ発表されてから間もないですが、お客様から

『桜の模様が可愛い』

『木目の模様がよく見えますね~』

といったお声をよくいただきます(^^)

店頭にもいくつかサンプルを展示しております。


もうすぐ桜の舞う季節。

一足早い、桜を身につけてはみませんか?

表参道本店 中嶋

クリスマスまであと1週間となりました。
皆様はどのように素敵な1日を過ごされるのでしょうか?
クリスマスが終わると直ぐに年の瀬…つまりあと2週間で新年を迎えることになります。

杢目金屋では、新年の御挨拶として、指輪を磨くお粉と根付をお送りしております。
根付(ねつけ)とは、江戸時代に煙草入れ、矢立て、印籠、小型の革製鞄(お金、
食べ物、筆記用具、薬、煙草など小間物を入れたと言われております)
などを紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いた留め具の事です。
私共がお送りする根付は、干支のマスコットが、
可愛いストラップにもなるものです。

また、私共はクリーニングも無料で承っております。
お預かりを致しまして2週間ほどお時間を頂きますが、
皆様の大切なリングをきれいにクリーニングさせて頂きます。


新しい年を迎え、お二人の大切な想いを輝かせてみては如何でしょうか?

表参道本店 髙橋

一日に何度も見るものは、人によって異なりますが、
そんな中に、鏡を見る方も多いかと思います。

 朝起きる時や、夜寝る前など、寝癖を気にしてみたり、
服装が整っているかを確認したり。歯を磨くときに覗く方もいるでしょう。
もしかしたら通勤途中・通学途中などに、鏡の代わりのガラスに、
映ったご自分を目にしているかもしれません。
最初の鏡は、水面に映った自分の姿を確認する「水鏡」であったといわれています。
自分の姿が映るというのは、当時としてみれば不思議なことであったのでしょう。

 自分の姿を映す鏡ですが、
リングのデザインを決めるお打合せをする際にも、頻繁に活躍します。
主にご自分の指にはめた、リングと指とのバランスを見るためにお出しする鏡。
ご自身の目で直接指を見るよりも、つけたご自分を見る目は、
生き生きと輝き、色々なものを鏡よりもたくさん映しているように思います。

 ご自身が映るという不思議が、それを目にする方達の瞳に、
生き生きと映るものへと変わる理由。それは何なのでしょうか。

 ある時、それはお客様に教えられました。
指にはめられたサンプルリングを見て、鏡に向かってにこにこしているお二人。
微笑んでいるお二人の表情に、お二人の幸福そうな未来が見えました。
理由とは、ずばり、鏡の中に見る方の未来が映っているからではないでしょうか。
寝癖や服装の確認は、ご自分や周りの方がもっと楽しく過ごせるように
未来を見ているとも言えます。

 リングをはめて、ぐっと近くなる、お二人の鏡の中の未来。
お二人の幸せな未来を、よろしければ一度、ご覧になりませんか?

表参道本店 山内

ダイヤモンドと言えば、皆様はどのような印象をお持ちでしょうか。
高級なイメージや、輝きの象徴のように扱われることも多いので、
あまり日常的に触れる機会も少ないかと思います。
ですが、高級や輝きの裏には、それなりの理由があります。

 ダイヤモンドは高い圧力と温度によってできますが、
古いものだと45億年前にできたものもあるとのことです。
これは地球の歴史からすれば、地球が生まれてすぐにできたものといってもよいものです。
人類の歴史では、ローマ時代に初めてダイヤモンドに関しての記述が出てくるほどに、
古くから知られた宝石でした。
 ですが、昔は「宝」石ではなく「硬く、珍しい」石として知られていました。
その硬さから、石を磨く技術がまだ発達しておらず、
「宝」石としての価値が見出されていなかったのです。
ここで、輝きを出すための人々の歴史が始まり、
今日の美しいブリリアント・カットと呼ばれるカットにたどり着いたのは、
つい2~300年ほど前なのです。

 地球と共に歩んできたダイヤモンド。
人々の歴史に磨かれてきたダイヤモンド。

そして、様々な色味のダイヤモンドの中でも、このブラウンダイヤモンドは
木を連想させてくれる、味わい深いお色味のダイヤモンドです。

茶色は土地の色のイメージから、
安心・安定・落着いた印象を与えてくれるお色味といわれております。

 ダイヤモンドの歩んできた長く壮大な歴史の輝きを、
杢目金の指輪に添えてみてはいかがでしょうか。


表参道本店 山内

 最近、少しずつ冬の訪れが感じられるようになりました。
太陽の光が体にしみいるように温かく感じられるようになったのは、
新しい季節が来る、その合図と言えるかも知れません。
そしてこの季節、例えば温かい暖炉の光は、その光景を想像するだけで
ほっと一息つくようなイメージはないでしょうか。
光の中に見る「ぬくもり」。その正体を少し探ってみました。

 上の例えで暖炉がありましたが、この場合、「ぬくもり」を感じられる「温かさ」の原因に、
光の中の色が関係しています。

 この「色味」は様々な効果があり、
色から感じられる温度の印象として、暖色と寒色があります。

 暖色は名の通り、温かく感じられる色味のことで、主に赤系統の色味を指します。
 寒色はその反対で、冷たく感じられる色味のことで、主に青系統の色味を指します。
 
 寒い季節の中で「ぬくもり」が感じられるのは赤系統のお色味です。
 しかしそこで少し考えてみます。ただ色味だけの問題なのでしょうか。
勿論その光の色味だけでも、温かい印象があります。
ですが、そこに人の想いが込められているからこそ、
あたたかみが感じられるのではないでしょうか。
 暖炉にしても、じんわりとぬくもりを感じられる時間、それを支える大切な人達、
その光景を一緒に見る家族、友人、恋人。

 リングを眺めてみて、温かみを感じられるのは、人の想いというぬくもりを添えて、
作られているからかもしれません。

表参道本店 山内

本日は一つの記号をご案内いたします。
当店では様々な記号をお入れすることができますが、
中でもお二人の名前の間にお選びいただくものに、
時々見られるものがあります。

それは記号の「∞」です。

このマークのモデルとなったのは、様々な神話などに登場する、
竜または蛇を図案化したものだそうです。始まりも終わりもない、
完全の象徴的な意味を持つと言われています。
 
このような考え方は世界各地に古くからあり、昔も今も、
終わりなく続くことに、人々がそれこそ悠久の想いを重ねてきたのでしょう。

神話以外の別の説では、古代ローマ数字から生まれたという話もあるようです。
この記号一つにたくさんの歴史がつまっているのですから、「∞」の見方も
少し変ってくるのではないでしょうか。

そしてそんな「∞」のマークは、自然界の色々なところで見え隠れしています。
例えば木目の模様にもこのマークが浮かび上がって見えることもありますし、
植物のつるも、このマークが潜んでいることがあります。

刀の鍔にも、そういえばこんな模様がありました。

人は無限の記号に、無意識のうちに
惹かれているのかもしれません。

眺めてみると、8の字を横にしたようにも
見えますが、こんなにシンプルな記号の
中に、永遠の想いが込められているので
すから、素敵ですよね。

お二人の想いも思い出も、
この記号と共に無限の未来へ。


表参道本店 山内

リングには表情があります。
表面の仕上げによって柔らかい光が生まれたり、
お色味がほわりと浮かんでくることもあります。
リングをいつもと違う場所に置くだけで、リングが景色に馴染んだり、
また際立って見えてくることもあります。

見る場所・時によっても表情は変わります。
夏の爽やかな午後の光には、すっきりした光の中で、
模様も生き生きと見えるかもしれませんし、
秋の夕暮れには、温かみと深みのある輝きを帯びることでしょう。

お店のリング達も、色々な姿を見せてくれますが、
リングも少しぼんやりして見えることもあります。
丁寧に使っていても、どうしても小さな曇りなどは出来てしまいます。

お疲れさま、とクリーニングすると、少しほっとしたような印象で、
リングがきらりと輝いてみえます。
専用の桐箱にそっとリングをしまい、ふと気が付きました。

リングの表情の一つは、もしかしたら、
お二人の笑顔でできているのかもしれません。


表参道本店 山内

私がこの仕事を始めて、その美しさに心惹かれたものがあります。
それは、宝石の王様とも言われるダイヤモンドです。

それまでも、ダイヤモンドは綺麗、という感覚はありましたが、
近くでよく見たり、ルーペで拡大してみることで、
よりその美しさを実感致しました。

全体のプロポーションを考え、ダイヤモンド本来の持っている
輝きを最高に発揮するように考えられた、ラウンド・ブリリアンカット。
そのカットは、面の角度や数、ダイヤモンドの直径と高さの関係など
全てが最高の状態だと言われております。
(なんと、カット面は58面!!)

一般的に思い浮かべるダイヤモンドと言えば、
無色透明のダイヤモンドだと思いますが、形良くカットされた
ダイヤモンドは、見る角度によって

赤、青、黄色、紫・・・

なんと、虹色に輝くのです。
そして、それがダイヤモンドの一番の魅力ではないでしょうか。

最近は、マリッジリングにもダイヤモンドを入れる方が多くなった気がします。

小さくても、キラキラと七色に輝くダイヤモンドをマリッジリングにあしらったら・・・
手先の動きもより優美に演出してくれるような気がします。


表参道本店 三浦