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2008年10月
“木”そのものをリングに [2008年10月31日 11:00 by 杢目金屋]
海をイメージして [2008年10月24日 11:00 by 杢目金屋]
 [2008年10月17日 11:00 by 杢目金屋]
リングの笑顔 [2008年10月10日 11:00 by 杢目金屋]
『仕上がりがどうなるか楽しみ!』 [2008年10月 3日 11:00 by 杢目金屋]

木目金という技法は、400年前の江戸時代に刀のつばを作るために
生まれた技法だと言われております。

先日、なんと刀をご自身で作ったことがある という方がいらっしゃいました。
今回はそちらのお客様をご紹介させて頂きます。

        柳澤 昇様 恵子様ご夫妻です。

旦那様がご職業が彫金職人・・・というわけではございません。
それなのに、なぜ刀を作ったことがあるのかと申しますと、
八丈島の観光推進の一環として作成されたのだそうです。

その刀は、毎年人気を得ている【八丈島の宝探し】という
体験版宝探しの中に登場します。
ショートストーリーを拝見いたしましたが、
公では初めて流人となり八丈島へ流された宇喜多秀家と
その妻豪姫をもとに展開されるストーリーは、
とてもロマンがあり、是非体験してみたい!と思わずにはいられません!

実は、柳澤様は杢目金屋を知った瞬間に、『これ!これしかない!!』と思われたそう。
なんとも嬉しいお言葉、ありがとうございます。

デザイン決めで一番こだわったのは、『模様』と『色』。
まさに、自然の木に近い、落ち着いたお色味で、
模様も本当の木目のような、動きのあるものを、
ということでリクエストされました。

12月上旬予定のフィッティングでは、模様の出方など
ご確認頂けますので、約1か月間楽しみにお待ちいただければと思います。
仕上がりがとても楽しみです!

表参道本店 三浦

このところ約1週間、気持ちのよい秋晴れが続いておりましたが、
昨日久しぶりに雨がふりました。
『雨』と聞くと、少し気分が落ち込みますが、
でも、『雨音』を聞くのは、とても心が落ち着きませんか?

雨音や、せせらぎの音、波の音など、水が奏でる音は、
人の心を落ち着かせ、安心させてくれるような気がします。

今回は、その中でも、海がとても大好きなお二人をご紹介させて頂きます。

  神田 延男様 州見子様ご夫妻です。
  『自分たちの思い描いていた“海・波”のイメージにピッタリのリングを作って頂きました。
  たくさんのわがままを聞いていただきありがとうございました。感謝!』


神田様、素敵なコメントありがとうございました。

出来上がったリングは、まさに海のゆったりした流れと、
ぷかりと浮かんだ、はもんのような輪がバランス良く彫られています。

この先永くつけられる指輪だからこそ、お二人の好きなものや、
願いを込めた指輪を作るというのは素敵ですよね。

是非そんなご自分だけの指輪を見つけてみてください。

表参道本店 三浦

本日は一つの記号をご案内いたします。
当店では様々な記号をお入れすることができますが、
中でもお二人の名前の間にお選びいただくものに、
時々見られるものがあります。

それは記号の「∞」です。

このマークのモデルとなったのは、様々な神話などに登場する、
竜または蛇を図案化したものだそうです。始まりも終わりもない、
完全の象徴的な意味を持つと言われています。
 
このような考え方は世界各地に古くからあり、昔も今も、
終わりなく続くことに、人々がそれこそ悠久の想いを重ねてきたのでしょう。

神話以外の別の説では、古代ローマ数字から生まれたという話もあるようです。
この記号一つにたくさんの歴史がつまっているのですから、「∞」の見方も
少し変ってくるのではないでしょうか。

そしてそんな「∞」のマークは、自然界の色々なところで見え隠れしています。
例えば木目の模様にもこのマークが浮かび上がって見えることもありますし、
植物のつるも、このマークが潜んでいることがあります。

刀の鍔にも、そういえばこんな模様がありました。

人は無限の記号に、無意識のうちに
惹かれているのかもしれません。

眺めてみると、8の字を横にしたようにも
見えますが、こんなにシンプルな記号の
中に、永遠の想いが込められているので
すから、素敵ですよね。

お二人の想いも思い出も、
この記号と共に無限の未来へ。


表参道本店 山内

リングには表情があります。
表面の仕上げによって柔らかい光が生まれたり、
お色味がほわりと浮かんでくることもあります。
リングをいつもと違う場所に置くだけで、リングが景色に馴染んだり、
また際立って見えてくることもあります。

見る場所・時によっても表情は変わります。
夏の爽やかな午後の光には、すっきりした光の中で、
模様も生き生きと見えるかもしれませんし、
秋の夕暮れには、温かみと深みのある輝きを帯びることでしょう。

お店のリング達も、色々な姿を見せてくれますが、
リングも少しぼんやりして見えることもあります。
丁寧に使っていても、どうしても小さな曇りなどは出来てしまいます。

お疲れさま、とクリーニングすると、少しほっとしたような印象で、
リングがきらりと輝いてみえます。
専用の桐箱にそっとリングをしまい、ふと気が付きました。

リングの表情の一つは、もしかしたら、
お二人の笑顔でできているのかもしれません。


表参道本店 山内

昨日は久しぶりの秋晴れで、とても清々しい1日でしたが、そのような爽やかな
お天気の日にフィッティングに来られたお客様のご紹介をさせて頂きます。

望月 政也様 ゆみ子様ご夫妻です。
フィッティングでは、サイズの調整や、
仕上げ方法の確認をさせて頂くのですが、
仕上げ方法一つで、イメージが変わるので、
けっこう迷われる方が多いのです。

しかも、望月様のリングは、木目部分と
ふちの部分の仕上げをお選び頂けるの
ですが、なんとその組合せは4通り!
仕上だけでこれだけ選べるのも、オーダ
ーの醍醐味だと思います。
悩まれた末、木目部分を、落ち着いたマットな仕上げに、ふち部分は、
つやを出し、少し華やかな仕上げ方法に決定しました。

『ふちの仕上げは、年を取ったら、つやから肌なじみの良いマットに変更しよう!』
と楽しげにお話するお二人。きっとその頃には、リングもずいぶんと味わいを増し、
お二人の身体の一部になっているのでしょうね。

お二人は、製作途中の指輪を見る機会があまりないからと、デジカメと
携帯電話で、リングをパチリ!そして、私は、そんなお二人を、カメラに収めてみました^^

本日のフィッティングのことも含め、『杢目金屋で指輪を作った』という事が
お二人の良い思い出になりますように・・・。

お受け取りでお越し頂けるのを楽しみにしております。


表参道本店 三浦