木目金という技法は、400年前の江戸時代に刀のつばを作るために
生まれた技法だと言われております。
先日、なんと刀をご自身で作ったことがある という方がいらっしゃいました。
今回はそちらのお客様をご紹介させて頂きます。
柳澤 昇様 恵子様ご夫妻です。
旦那様がご職業が彫金職人・・・というわけではございません。
それなのに、なぜ刀を作ったことがあるのかと申しますと、
八丈島の観光推進の一環として作成されたのだそうです。
その刀は、毎年人気を得ている【八丈島の宝探し】という
体験版宝探しの中に登場します。
ショートストーリーを拝見いたしましたが、
公では初めて流人となり八丈島へ流された宇喜多秀家と
その妻豪姫をもとに展開されるストーリーは、
とてもロマンがあり、是非体験してみたい!と思わずにはいられません!
実は、柳澤様は杢目金屋を知った瞬間に、『これ!これしかない!!』と思われたそう。
なんとも嬉しいお言葉、ありがとうございます。
デザイン決めで一番こだわったのは、『模様』と『色』。
まさに、自然の木に近い、落ち着いたお色味で、
模様も本当の木目のような、動きのあるものを、
ということでリクエストされました。
12月上旬予定のフィッティングでは、模様の出方など
ご確認頂けますので、約1か月間楽しみにお待ちいただければと思います。
仕上がりがとても楽しみです!
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