今週の盆栽

流泉（りゅうせん）モミジ

推定樹齢：8年

もみじと聞くと、秋のイメージでございますが、

この季節のもみじも緑が美しく、とても素敵なんです。

木目金の歴史の中にももみじが出てまいります。

竜田川図鐔、緑頭　銘　高橋興次（花押）

よくご覧頂きますと、所々に紅葉があるのがお分かり頂けます。

川の流れに紅葉が漂う竜田川図の鐔、縁頭は日本の伝統的な

図案で、百人一首や古今和歌集等にも出てまいります題材です。

この鐔こそが「表現と技術の融合」なのでございます。

よくお客様に「何で刀の鍔がリングになるの？」とご指摘を頂きます。

答えはこの鐔そのものなのです。つまり、昔のお侍さんは鐔競り合い等で

手を守る部分として使われておりましたが、紅葉や桜等の「風景や情景」を

取り入れ「ファッションアイテム」として使われておりました。刀の鍔の需要が

無い現代で、元々「ファッションアイテム」を作っていた木目金という技法を

使いリングをご案内している事は、私共繋がりがある事だと思っております。

日本の伝統工芸技術でございます、「木目金」でお作りするリングでございます。

職人が一つ一つ、手作業で心を込め、お二人の想いを形にるすお手伝いを

させて頂いております。

是非一度、実際の木目金の技術をご覧下さいませ。

コンシェルジュ一同、皆様の指輪選びのお手伝いを

精一杯させて頂きます。

表参道本店　コンシェルジュ一同

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