Japan Style


木目金小槌(もくめがねこづち):File65

  2020年1月16日

本日は今年の干支である「鼠」に因んだ骨董品をご紹介します。

“小槌(打ち出の小槌)”は大黒様の持ち物であるといわれ、富をもたらす象徴のおめでたいモチーフとして、結納品にも用いられています。
取っ手には大黒様の使いと言われる愛らしい金色の「鼠」があしらわれています。

全面に木目金を贅沢に用いることでそこに施された他の装飾を引き立てると同時に、全体に調和をもたらし、装飾性を高める効果を発揮しています。

木目金鐔(もくめがねつば):File64

  2019年12月13日

銀座本店では木目金の鐔を展示しております。

シンプルで典型的、正々堂々としていてこれぞ木目金と主張しているような鐔です。文様は非常に大胆。赤銅と銅を重ねて溶着した金属を鏨(たがね)と呼ばれる道具で彫り下げ、平らに延ばすことを繰り返し木目金の文様を生み出しています。側面は鍛造を施し、打ち返しと鋤残しを併用して上品な耳(縁)を造形しています。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。
店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。

割笄(わりこうがい):File63

  2019年11月15日

こちらは木目金を市松模様に切り嵌めしたツートンカラーの「割笄(わりこうがい)」です。

笄とは江戸時代、武士が乱れた髪を撫でつけて整えるために用いられ、
「三所物(みところもの)」と呼ばれる刀の付属品のひとつとして一緒に持ち歩くことも多かったようです。
身だしなみに気を使う武士にとってはとても重宝する品で、このように彫金を施されたものは大変高価でした。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。

妻飾り:File62

  2019年10月23日

こちらは銀座本店に飾られている「妻飾り」という日本建築の切妻造、または入母屋造の屋根の妻部分 (側面の三角形の壁面)の飾りです。

「波」と延命長寿のシンボルである「鶴」の取り合わせは代表的な吉祥文様として古来より良く用いられました。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。
店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。

木目金の小柄(こづか):File61

  2019年10月9日

中央に繊細な細工により海中の風景を描いた小柄。

両側に配した木目金の美しい文様が、光に照らされた水面の揺らめきを想起させます。非常に高度な金属工芸技術により制作された素晴らしい作品です。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。

鐔:File60

  2019年9月30日

木目金で作られた刀の鐔にススキと二匹の可愛らしい兎が丁寧に象嵌されています。兎の一匹が月を見上げていますね。まるで兎が月に住まう自分たちの仲間を探しているかのような、微笑ましい情景が描かれています。

日本では昔から月の模様を「餅をついているうさぎ」に見たてることが多いですが、これは古代中国の「兎が月で杵と臼を使って不老不死の薬を作っている」という言い伝えが起源になっているようです。

この「不老不死の薬」が日本に伝わったとき、「餅つき」に変化しました。日本では満月を「望月(もちづき)」と呼称しますが、これが転じて「餅つき(もちつき)」になったと言う説や、収穫に感謝する十五夜のお月見が結びついて「今年もたくさんのお米が収穫できたことへの感謝」という意味を込めて餅つきになったという説もあります。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。

木目金の小柄:File59

  2019年9月5日

水の流れを木目金により表現した背景に、海の生物の金属象嵌(ぞうがん:はめ込み)を施した夏を感じる涼しげな作品です。

なんとも童話的でほのぼのとしたデザインです。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。

鐔:File58

  2019年7月30日

こちらは新宿本店にて展示している、江戸時代後期高橋派の作と思われるベーシックなグリ彫りの「四つ木瓜(よつもっこう)型」の鐔です。

木瓜とは、瓜に似た小さい実をたくさん結ぶバラ科の落葉低木で、子孫繁栄を祈る意味を込めて用いられることの多いモチーフです。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。

帯留め:File57

  2019年7月30日

こちらは明治時代後期に東京美術学校(現東京芸術大学)鍛金部教授平田宗幸の弟子の吉田宗入斎によって作られた鯉型の帯留めです。

柔らかく浮き出る木目金の斑点模様が、鯉の姿をよりリアルなものへと昇華しています。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。

六葉(ろくよう):File56

  2019年7月29日

こちらは新宿本店に飾られている「六葉(ろくよう)」という骨董品です。

元は神社仏閣の屋根の両端部分の飾りである「懸魚(げぎょ)」の中央に座す美しい飾りで、建物を火災から守るまじないの意味が込められています。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。