Japan Style



鐔:File60

  2019年9月30日

木目金で作られた刀の鐔にススキと二匹の可愛らしい兎が丁寧に象嵌されています。兎の一匹が月を見上げていますね。まるで兎が月に住まう自分たちの仲間を探しているかのような、微笑ましい情景が描かれています。

日本では昔から月の模様を「餅をついているうさぎ」に見たてることが多いですが、これは古代中国の「兎が月で杵と臼を使って不老不死の薬を作っている」という言い伝えが起源になっているようです。

この「不老不死の薬」が日本に伝わったとき、「餅つき」に変化しました。日本では満月を「望月(もちづき)」と呼称しますが、これが転じて「餅つき(もちつき)」になったと言う説や、収穫に感謝する十五夜のお月見が結びついて「今年もたくさんのお米が収穫できたことへの感謝」という意味を込めて餅つきになったという説もあります。

杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。

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