朝夕と、寒さが身に染みる日が多くなってまいりました。
吹く風の冷たさに、空気の中の清々しさが感じられる度に、
新しい一年の歯車が回り始めた様子を、街の中に感じます。
新しい一年と言えば、新しい一歩。
何か始められる、何かを達成する、何かを継続する、色々な約束事
を自身に課して、新たな未来へ歩む方も多いのではないでしょうか。
その「一歩」の言葉に脳裏をよぎるものがありました。
お打合せの際に、お客様と私たちをつなぐモノ。
それは飛び石です。
掃除を終えた店内のお打合せの空間に目をやると、玉砂利がひかれています。
清楚な白い玉砂利は、美しい代わりに、その中を直接歩くと
少々体勢を崩してしまうこともあります。
そして白い玉砂利の絨毯の中に、皆様がお席に座る時、またお帰りの時に、お二人を
支えている飛び石があります。
導く役割。支える役割。
地味ですけれども、ふと足元を見ると、しっかりと支えられている。
そんな飛び石の存在。
指輪のデザインのお打合せ。それ自体がお二人の新しい第一歩を象徴しています。
私たちコンシェルジュは、お二人の未来のお打合せの場所へ導く、
飛び石の一つとなれればなあと、ふと思いました。
表参道本店 山内
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