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2008年10月
「やっと出会えたリング」 [2008年10月31日 11:00 by 杢目金屋]
あをによし 奈良に輝く 木目金 [2008年10月24日 11:00 by 杢目金屋]
幸せな未来も包んでみませんか? [2008年10月17日 11:00 by 杢目金屋]
世界に一つだけの贈り物 [2008年10月10日 11:00 by 杢目金屋]
運命の確率 [2008年10月 3日 11:00 by 杢目金屋]

杢目金屋大阪店がオープンして、一年半ほどの月日が経ち、
今まで様々なお客様と巡りあい、ご縁を紡いでまいりました。

その中で、あるお客様がおっしゃった忘れられない一言がございます。
完成したリングをご覧になっておっしゃった一言。

        「 やっとこのリングに出会えました。 」

この一言は、いまも私の中に、大切に、
そして忘れることなく大事に残っているかけがえのないメッセージです。



進藤様ご夫妻との出会いは、今年の7月でした。
まだまだ暑い中、大阪から少し離れたご遠方よりわざわざお越し頂き、
とってもたくさんのお話をさせて頂きました。

お二人ともそれぞれにこだわりをお持ちで、
まずリングの模様の表情からお話がスタートいたしました。
「玉杢模様」といわれる丸く木の節の様にも見える模様を気に入って頂き、
金属の組み合わせや、リングの形によっても少しづつ違って見えてくる模様の表情を、
じっくりとお選びいただきました。

その結果、完成いたしましたリングは、
本当に素敵な、そして少し懐かしさの漂うリングとなりました。


グリーンゴールドの明るくさわやかな、それでいてやさしいお色に、
少しやわらかな玉杢模様がふんわりと漂うリングです。

お二人のお人柄やお好みがぎゅっとつまった、
お二人の感性の結晶のようなリング。
だからこそ、やっと出会えたかけがえのないリングになったのですね。

たくさんの人がいて、たくさんのお店があり、たくさんのリングがある中で、
進藤様ご夫妻に、杢目金屋であの日に出会えたご縁
そしてお二人の大切なリングをお作りさせていただけたご縁
たくさんのご縁をずっとずっと大切に、
これからも紡いでいきたいと思っております。


最後になりましたが、
ご結婚、本当におめでとうございます!
とっても素敵なお式だったことと存じます!
お二人の末永いお幸せを心よりお祈りしております。

またいつかお会いできますように…。


大阪店 細山

木々の色も、黄色味を帯び、だんだんと秋めいてきました。
これからの季節は、木々が赤く染まる美しい紅葉が楽しみです。
京都に行こうか、奈良に行こうか・・・
美しい自然と古都が織りなす、優美な風情をすぐに楽しめる。
関西人の特権かもしれないですね。

本日ご紹介させて頂く方は、そんな美しい古都・奈良で、
ご夫妻としての新たな生活を送っていらっしゃいます、石原様ご夫妻です。


お二人に初めてお会いいたしましたのは、暑くなり始めました7月のこと。
大きなお荷物をお持ちになってご来店いただいたのを、よーく覚えております。
その日は“リングを探す日”と決めて、色々なお店を回られたそうです。
そしてその日の夜、再びご来店になり、「予約したいのですが・・」
その頃には、ちょっとお疲れでいらっしゃいましたね(笑)。

そして今、お作りしましたリングはお二人のお伴として、お指に輝いております。
お二人に、リングについてお伺いしました。

「結婚指輪を決めるとき、ゼクシィを見て、木目のリングに一目惚れ♥♥しました。
2人にとって大切なリングなので、木目のリングが売っているお店を何件か探しましたが、
やっぱり1番最初に立ち寄らせて頂いた杢目金屋さんが私たちのイメージに合っていました。
そして、杢目金屋さんでは1本の板から2人の指輪を作って下さるとのこと。
〈世界に1組だけの私たちだけの指輪〉というところがとても嬉しかったんです。

二人でこだわったのは、まず木目のデザイン!シンプルかつ個性的な所がいいです。
また、ずっと身につけるものなので気に入ったデザインはもちろんの事、
指に付けたフィット感も大事にしました。今着けていてすごくいい感じです。

結婚後、毎日はめていますが、彼は「相当良い!!」と言っています。
もちろん私もすごく気に入っていますが、彼が気に入ってくれているのがとても嬉しいです。
リングの打ち合わせをした分だけ2人の思い出ができ、とっても良い結婚準備期間でした。
ステキな指輪ができ、本当に大大大満足です。」


また、こんな暖かいお言葉も頂きました・・・
「いつでも明るく迎えて下さり 沢山の配慮をして頂き、本当に感謝しております。
こうして杢目金屋さんとご縁があり、お世話になり、スタッフさんとつながりがもて、
広がっていけた事が、私たち夫婦にとって、とても幸せに思っています。
これからも お世話になります。よろしくおねがいします。」

杢目金屋では、完全予約制にてお打ち合わせをさせていただいております。
お越しいただくお二人には、お時間を工面していただいたりと、
お手数をおかけしていることも多いかと思います。
しかし、木目金のリングを通じてお二人とじっくりお話しさせて頂くなかで、
リングとお二人のご縁だけでなく、杢目金屋スタッフと
お二人とのご縁
も育ってまいります。

一つの板から作られた指輪が繋ぐ、お二人の絆。木目金の指輪が繋ぐ、
お二人とのご縁
石原様ご夫妻とのご縁は大切で愛おしく、
木目金が繋いでくれたこのご縁に、ただただ感謝です。

奈良の雄大な自然の中で、お二人の木目金リングも、さぞ美しく輝いているのでしょうね。
そのリングをおはめになってご活躍されているお二人を想うと、
私も自然と力が湧いてまいります、「頑張るぞー!」と。


大阪店 柏木

杢目金屋は、江戸時代に生まれました「木目金」という金属工芸技術を使いまして
リングをひとつひとつ手作りにてお作りしている工房でございます。
また、江戸時代の技法を継承するだけではなく、江戸時代の哲学・思想を学び、
「チーム・マイナス6%」に参加し、リングをお作りする際に使用する電力をすべて
「グリーン電力(二酸化炭素をださない方法で作られた電力)」にするなど、
地球環境に配慮した活動に積極的に取り組んでおります。

ところで…
普段の生活の中で気軽に始めることのできるエコロジー活動のひとつとして、
「風呂敷」が再び注目されているのをご存知でしょうか?

なぜ一枚の布が「風呂敷」と呼ばれるのだろうか?
ふと疑問に思いまして調べてみますと、
その昔、入浴する際に布の上で着替えをしていて、
その床の上に敷いていた布が風呂敷の起源とも言われているそうです。

江戸時代になり、銭湯が庶民にまで普及するようになると、
銭湯に行くときに衣類や小物を包んだりしたことから、
風呂敷文化が広まったそうです。
木目金と同様、風呂敷もずっと日本人に愛されてきたのですね・・・。


たった一枚の布が、小さなものから大きなものまで包み、
結び方によってはショルダーバッグになったりします。

いつもの鞄にそっと忍ばせて、
これからも続く幸せな未来も包んでみてはいかがでしょうか?

大阪店 柏木

ご結婚される時、脳裏に思い描くのは、これからのお二人の未来の姿はもちろん、
今まで育ってきた家庭、兄弟、そしてご両親のことではないでしょうか。


私どもでは、
お二人のこれからの年月と共に歩まれるマリッジリングをおもにお作りしております。
木目金という日本の伝統技術を使いお作りする、豊かな風合いを持ったリングであり、
二度と同じ模様は出ない「世界に一つだけのリング」でございます。

そんなお二人だけのためにお作りするリングと同じ板から、
おそろいのペンダントをお作りさせて頂くことができるのです。


色あせることのないひとひらの花びらの様に、
人生の如く、絶えることなく流れ続ける川のせせらぎの様に、
ペンダントには、そんな景色が見えてまいります。

お二人が思いを込め、願いをぎゅっと詰め込んでお作り頂いたリングと同じ板。
そこから作り出されるペンダントは、
リングと一緒に生まれる、いわば分身のような存在です。

そんなペンダントを、今までの感謝のお気持ちと一緒に、
ご両親への贈り物としてみてはいかがでしょうか…。
ご自分のご両親へ、お相手のご両親へ、気持ちを託した素敵な贈り物です。

年月とともにリングがお二人のお指になじんでいくように、
ペンダントもきっとかけがえのない宝物になるのではないでしょうか。

もちろん、お二人でお互いに贈り合うというのも素敵ですよね…。

ご質問などございましたら、お気軽にご相談下さいませ。


大阪店 細山

ご結婚されるお二人には、
嬉しい、楽しい、心温まる思い出や、
お二人にしか分からない数々の出来事や、
紆余曲折を経てたどり着いた今までの道のりの記憶など、
お二人が大事に育んでこられた、そして一緒に共有されている、
数々のエピソード思い出があると思います。

そんな中でも、偶然にしては重なりすぎる、これはもしや運命では…!?、
と思える事は、なかなかある様でないですよね。


今回ご紹介する田渕様・杉岡様のお二人は、
まさに導かれるべくして、導かれた「運命のお二人」
といっては大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
びっくりするくらい数々の偶然のエピソードをお持ちなのです。
私のつたない文章でご紹介するのがもったいないくらいです!

ですので、あまり多くを書きませんが…。
一番驚いたのが、「アガスティアの葉」のエピソードです。
これは、杉岡様がお姉様とインド旅行に行かれた時の出来事だそうです。

私も初めて聞いたのですが、「アガスティアの葉」というのは、
南インドに伝わる葉で、その昔インドの聖者アガスティアが、
個人の運命(未来)を予言し、細かく書きこんだ葉だそうなのです。
一人一人の葉は、指紋と質問によって探すのだそうですが、
見つかる場合もあれば(可能性は限りなくゼロに近いそうです)、ない場合もあるそうです。
(人類全員の予言の葉があったら、びっくりしますよね!)

ですので、杉岡様の「アガスティアの葉」があったという事にまずびっくりなのですが、
なんとなんと!その葉には今回のご結婚についても書かれてあったそうです。
そして、これはお聞きした時にちょっと鳥肌が立ったのですが…、
その葉には田渕様の下のお名前も書いてあったそうなのです!!
現地の方とのやり取りは、テープレコーダーにも取っていて、後日、田渕様も聞かれたそうです

この驚き!! 伝わりますでしょうか…?
これはもう、出会うべくして出会われたお二人ですよね。

そんな運命的なお二人が、この杢目金屋にお越しくださったのも、
何かのご縁、というより運命でしょうか…?


田渕様が、杉岡様に初めて送ったものが、
杢目金屋でお作りになったリングだそうです。
お二人のこれからの人生と共に歩んでいくリングなのです。
私共にとっても、こんなに嬉しいことはございません。

田渕様、杉岡様、本当にありがとうございました。
末永いお幸せを心よりお祈りいたしております。

 
 お式も段々と近づいてまいりますね。
 また、たくさんの楽しいエピソードが増えそうですね!
 是非またお話聞かせて下さい。


大阪店 細山