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2008年8月
夏の名残り 夏の想い出 [2008年8月29日 11:00 by 杢目金屋]
杢目金屋でホッと一息 [2008年8月22日 11:00 by 杢目金屋]
手と手をつないで。 [2008年8月 8日 11:00 by 杢目金屋]
お式の形は色々あるけれど… [2008年8月 1日 11:00 by 杢目金屋]

日本という国は四季を感じることのできる国ですが、
夏といえば… 花火、風鈴、内輪、蚊取り線香、金魚すくい、浴衣、盆踊り、などなど、
様々な夏の風物詩が思い浮かびますよね。
そんな夏も、もう過ぎようとしている今日この頃ですが…


今回ご紹介するお客様は、
そんな夏の名残りを感じさせてくれる様なご夫妻です。
この時期、何とはなしにお二人の事がふうわりと想い出されました。

お二人は、1回目ご来店の際は、
お洋服でいらっしゃったのですが、
フィッティングにはお着物でお越しになり、
リングのお渡しの際もお着物でお越し頂いた、
とっても風流なお二人なのです。

もうご結婚はされていらっしゃったので、
お二つ目のリングという事で、お作り頂きました。

リング自体も、和の装いに合うようにと、
お二人らしいこだわりを詰め込んだデザインのリングとなりました。

「グリ彫り」という、彫りのあるタイプのリングなのですが、
リングをぐるりと見渡して頂くと、それぞれ違った表情が見えてまいります。

そして、リングの内側には、
かわいらしい「あるもの」を刻まれたのです。

そう!
この金魚です。(お二人がお考えになった金魚です。)  →→→→

今では多くの人々に親しまれている金魚ですが、
日本には室町時代の末期に中国より伝わり、
その当時はとても貴重だったそうです。
そして江戸時代には、広く庶民にも愛されるようになったのです。
浮世絵に描かれたり、着物や小物の柄に登場するなどなど…。
人々の身の回りにどんどんと浸透していったんですね。
そう考えると、金魚にも長い歴史があるんですよね。

中国では光を受けて金色に輝くことから、
縁起の良いものとも言われているそうです。


お二人の良縁を結びながら、
リングの中を自由に泳ぎ回る姿を思い起こすと、
心和む想いがいたします。

今、お二人のお指に、リングはどの様に映っていますでしょうか…?
またお会いできます日を、楽しみにしております。
どうぞ末永くお幸せに…。

大阪店 細山

「杢目金屋」の扉を開いて頂くと、
街の喧噪から少し遠のいたような、そんな錯覚を覚えます。

白い玉砂利が敷き詰められた中、
飛び石を一歩一歩進んでいただくと、
そこには、ゆったりとした落ち着いた空間がございます。


玉砂利は神社などではよく目にされると思いますが、
ジュエリーショップではあまり見ない景色ですよね。

玉砂利の玉とは、「たましい(魂)」と同じような意味と、
「玉の声」「玉のような赤ちゃん」というように、
「美しい」「大切なもの」「宝石」という意味もあるそうです。

そして白い石には、敷き詰めることによって、
その場を清らかにするという意味もあるといわれています。

      私たちは、お二人の大切なリングをお選びいただく「場」を、
      とても大切に考えております。

      ただきらびやかな中でご覧いただくのではなく、
      心おだやかに、ゆっくりと、じっくりと、そして楽しく
      お選びいただきたいと思っております。


      趣を感じる、古き良き時代の古家具たち、
      目にも優しい、緑豊かな植物たち、
      その中を、一歩一歩足を運んでいただくと、
      一歩ごとに想像が膨らんでいく・・・    

      秋の訪れを少しずつ感じながら、
      ひととき、ゆったりとうるおいの空間の中で、
      お二人の大切なリングをお選びになりませんか…?

      
      
      大阪店 細山

毎日厳しい暑さが続いておりますね…。
そんな暑さを忘れさせてくれる様な、とっても爽やかで素敵なお便りを頂きました。
5月に挙式をされました斉藤様ご夫妻です。


思い起こせば、お二人にお会いしたのは、
まだまだ暑さなど微塵もなかった春の頃でした。

私共ではリングをお作りする際、
まず1回目ご予約を頂いてデザインなどの打合わせをさせて頂き、
その次にフィッティング(制作途中のリングを実際にお二人にご覧頂くんです!)があり、
そして、完成したリングをお渡しする…というように、
制作過程を思い描いて頂きながら、少なくとも3回ご来店頂くのですが…

お二人とお話していると、毎回毎回あっという間に時間が過ぎていき、
3回とも、気付くとこんな時間!? という感じで…。
お便りを拝見して、つい昨日の事の様にお顔がよみがえってまいりました。

とっても明るく楽しいお二人で、
リングのお話はもちろん、奥様のペットのお話から、
さらに、ご主人様は職人的なお仕事でいらっしゃるという事もあり、とても好奇心旺盛で、
数々のご質問に、私自身も思わぬ発見のあった楽しい時間でございました。


木目の表情にこだわりをお持ちで、イメージに近いものをと、ピンクゴールドを基調とした3色でお作りになりました。


そして、斉藤様からも嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
「結婚指輪を通して、こうして出会えたこと嬉しく思っています。
この出会いを大切にまたお会いできる日を楽しみにしております。」

お二人の手と手に、私も小指ほどではございますが、
添えさせて頂いたご縁を、私自身も大切にしていきたいと思っております。

お二人の人生の中で、かけがえのない貴重なお時間に、
わずかなりとも関わらせて頂いておりますこと、本当に感謝しております。

またお会いできますのを、楽しみにしております!
末永くお幸せに…。


大阪店 細山

昨今、結婚式の形式も様々ですよね。
チャペルでの教会式、神社での神前式、オリジナル性の高い人前式などなど…。

その中でも、和の趣を重視されてお式を挙げられる方も増えていますよね。
杢目金屋では、リングをお渡しする際、桐箱にお入れしてお渡ししているのですが、
そちらがとってもご好評頂いているんです!
お写真のように、リングピローとしてそのままお使い頂くお客様もいらっしゃいます。


    桐箱に「加賀友禅」を配した雅やかな雰囲気です。
    布地のお色は季節によって変わるんですよ!そちらも楽しみのひとつになりますね。


ところで、和のお式といえば、
「仏前式」というお式のスタイルがあるのをご存じでしょうか?
(先日お客様に教えて頂きました。)

「仏前式」とは・・・
「新郎と新婦が出会い、結婚に至ったことをお互いの縁、
つまり「因縁」と考えることが基本」で、
「この縁を仏様や先祖に報告をし、親や親族を含めた先祖に感謝することで、
お互いの縁を大切にする心を持ち続けよう」
という考えで結婚式を行うそうなのです。
馴染みのあるお寺や、ご自宅の仏前で挙式を行うこともあるそうです。

なるほど…「ご縁に感謝する心」
とっても納得してしまいました。

お客様が数あるお店の中から、私たちのお店を見つけて頂いて、
さらに、貴重なお時間をさいて足を運んで頂いて、
またまたさらに、おふたりの大切なリングを杢目金屋でお作り下さる…、
これも本当に「ご縁」なのだと感じる今日この頃でございます。

あらためて、「すべてのお客様に感謝」です!!
このブログをご覧のみなさまとも、さらなるご縁がございます様に…。


大阪店 細山