神戸三宮店 コンシェルジュブログ

リングの脇役

2010年10月29日 11:00

 こんにちは。

あの猛暑が夢かのごとく、寒いですね。

ニュースによると、これまでの10月過去最低気温とのこと。

の到来は外に出るのは億劫になりますが、これからクリスマスに向けて

神戸の街も賑やかになってくると思います!楽しみですね。

ツリーやイルミネーションなど冬が楽しくなるものが沢山ありますよね。

個人的には、鍋やおでん、肉まん、熱燗・・・

家の中での楽しみも増えます♪

 

さて、本日は杢目金屋のリングの完成がきっと楽しみになるアイテム、

リングだけではない、こだわりの小物をご紹介したいと思います。

まず、リングが完成し、お渡しする時には桐箱に入れてお渡し致します。

 

杢目金屋 桐箱.jpg

中に敷いてある生地は、国の指定伝統工芸品でもある加賀友禅

「花うたげ」と呼ばれる大変華やかで美しい染物でございます。

時季によりお色が少し異なりますので、どんなお色になるか、それも是非楽しみにして

頂けたらと思います。

 

また桐箱に通してある紐もただの紐ではございません!

「真田紐」と呼ばれ、縦糸と横糸で平たく、さらに筒の様に織ってあり、

茶道具の桐箱の紐や帯締め・帯留めなどにも使われております。

以前は刀の下げ緒や鎧兜着用時の紐にも使われ、伸びにくく丈夫に出来ておりますので

重たいものを吊ったり、しっかりと物を縛ることに使われておりました。

お二人のご結婚当時の想いも、その時のままぎゅっと納めて頂ければと思います!

 

この桐箱はそのまま、結婚指輪の交換時にリングピローとしてお使いいただくお客様も多く、

結婚式の大事なシーンに登場しているかと思うと大変嬉しく思います☆

 

そして、こだわりはその他にもリングの保証書にもございます。

杢目金屋 保証書.jpg

保証書の表紙もリングと同じく木目調なのですが、これは本物の木を使用しておりますので、

全て違う木目模様が出て参ります。

リングだけではなく、この様な細部にもお二人だけのものを使用しております!

 

そして、最後にリングをお持ち帰り頂く紙袋です。杢目金屋 袋.jpg

大変シンプルな紙袋ですが、こちらにも

「こだわり」が隠れております。

この袋はのりやホチキスなど接着するものを使わず、

一枚の丈夫な紙を折り紙のように

折っていくことで作られております。

皆様には「へ~」と感心して頂くことが多いのですが、

ある時「前田さんも織れるんですか?」との言葉に、

びくっっと致しました・・・

恥ずかしながら、織り方は分からないのですが、

いつか突き止めようと心に決めております!

 

この様に杢目金屋のこだわりは、リングはもちろんのこと、

その他の小物まで日本の伝統品を使用したりと、木目金の技術とともに

「和」の素晴らしさをお伝えしております。

店内には、その他にも蔵戸を使ったテーブルや様々な古民具もインテリアとして

置いてありますので、是非ご覧下さいませ!

お待ちしております!

 

神戸店 前田

 

花_青.gif

 

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