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杢目金屋のエンゲージリング

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結婚の約束を意味する婚約指輪、エンゲージリングの起源をご存じでいらっしゃいますか?
始まりはとても古く、紀元前の古代ローマ時代に鉄製の輪を婚約の証として贈ったようです。
今のようなダイヤモンドリングは、15世紀後半、オーストリアのマキシミリアン大公が
ブルゴーニュ公女マリーに贈ったのが始まりと言われております。

このエンゲージリング、日本では結納のときに渡される習慣があります。
結納とは日本ならではの伝統的な婚約の儀式で、
起源は仁徳天皇の時代、つまり5世紀前半頃と言われています。
日本でエンゲージリングが一般的に広まったのは明治以降で、
西洋文化が日本の伝統と融合し、結納品として「結美和(ゆびわ)」
誕生しました。(お二人の和を美しく結ぶと書くなんて素敵だなと思いました!)

エンゲージリングも結納も、始まりは古く歴史のあるものなんですね。
杢目金屋のエンゲージリングもまた、
伝統的な歴史のある技術を用いてお作りしてまいります。

エンゲージリングフルオーダーでお作りしておりますが、
その中で今回は私も大好きな2種類のリングをご紹介いたします。


お写真の右にあるリングは槌目(つちめ)
左にあるリングは刻み目という技法でお作りした、リングでございます。


槌目とは平らなもので表面をたたき、
面で模様を出す技法です。
まるで、月のやわらかな光が水面を照らしているかのように、優しく煌めきます。

刻み目とは、先のとがったもので
表面をたたき、模様を出す技法です。
まるで、星が瞬くかのように
キラキラと美しく輝きます。



  
  それぞれ、職人が一打一打、
  心を込めて叩くことで
  形作られ、
  シンプルではありますが、
  一つ一つが手作業なため、
  世界に一つだけの
  煌めきが生まれてまいります。


木目金の模様を、お客様は木目川の流れ宇宙などと表現してくださいます。
この2つのリングの煌めきも、感じ方は人それぞれ。
お二人にはどのようにお感じ頂けるでしょうか。

このふたつのリングは木目金とも相性がよく、それぞれを引き立て合いますので、
マリッジリングと重ねづけを楽しんで頂くのも素敵ですね。

ぜひ一度、お手にとって実際の煌めきを感じて頂ければと思います。


様々なデザインでお作りしておりますので、
HP内、作品集「エンゲージ」もご覧くださいませ。

大阪店  湊

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