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桐箪笥

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杢目金屋では古民具を多く使用しております。

箪笥は昔、商家で金品や帳面など大事なものを収め、金庫のように使われたそうです。
箪笥の中には盗難防止のからくりを施した
からくり箪笥なんてものまで作られていたようです。

名古屋店の丁度、真ん中のあたりに腰をすえているこちらの箪笥。


下部に車が付いているのが特徴で、車箪笥と呼ばれています。
火事などの災害時や非常時に綱を付けて引っ張って
簡単に移動できるようにと考え出されたものです。


店内にある机も、昔実際に使われていた「扉」を使用しております。
色も長年の使われてきたものだけあって
落ち着いた、とても味のある風合いでございます。

実際に使用している私たちも
使っていくごとに、なじんでいくといいますか
しっくりくるといいますか…
愛着が湧いてまいります。

和がお好きな方にも好評いただいております。


さて、そんな昔から親しまれてきた箪笥と
関係のある家紋があるのをご存じでしょうか。


それは【桐】でございます。

昔から箪笥に多く用いられていたのは桐です。
湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、高級木材として重宝され
大事なものを保管するにはもってこいだったようです。

そして、伝統的に神聖な木とみなされ家紋や紋章の意匠に取り入れられてまいりました。

桐紋が広まっていたのには、その意匠が美しいことと、
高貴な紋であることから人々に愛されたことなのだそうです。

今日も菊紋と同じく、皇室の紋章となっています。

皆様は、ご自分の家の家紋をご存じでしょうか。
家紋には、「これ」といった決まりがないため
ご先祖様方は、もともと受け継いでいたものを使う方もいれば
さらに試行錯誤して決めていったという方もいらしたようです。
ですから、どんどん種類が増えていったのですね。

今では日本だけで241種、5116紋以上の家紋があるそうです。


ご先祖様から代々受け継がれてきた家紋を
伝統ある技術でお作りする杢目金屋のリングにお入れし、
お二人とともに新しい歴史を作っていくのも素敵ですね。


名古屋店 山崎

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杢目金屋名古屋本店
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このページは、杢目金屋が2008年12月19日 11:00に書いたブログ記事です。

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