秋の香りを、風に感じる季節となりましたね。
こんにちは!
杢目金屋銀座店の三宅です。
最近では、自動販売機でも
『あたたか~い』お飲物を選ぶようになって参りました。
杢目金屋では、お客様に
冷たい麦茶かあたたかいアップルティーをお出ししております。
その際にお出しするのが、こちらの茶碗です。

本日はいつもは、そっと、私どもののそばにいる、
茶碗についてお話しさせて頂きたいと思います。
こちらの茶碗は、なんと、
秋田県にあります窯元から取り寄せております。
一点一点手作りで作られているため、よく見ると一つ一つ表情が異なります。
手作りならではの温かさがあり、
両手で包むとほっとする、まあるい茶碗。
茶碗の窯元「秋田県」と「木目金」には
実は深い繋がりがございます。
元々『木目金』とは江戸時代に刀の鍔(ツバ)に使われていた技法でございます。

その技法を生みだしたのが、
現在の秋田県で藩お抱えの鍔作り職人であった、
正阿弥伝兵衛(しょうあみでんべえ)です。
刀の廃刀令などで一度は途絶えてしまった技法を研究し、
現代にマリッジリングとして甦らせたのが当工房「杢目金屋」。
そのため、『木目金』は
「幻の技法」
と呼ばれることもございます。
※リングのお打ち合わせでは、このような木目金の歴史や作り方のお話もさせて頂いております。
お二人の一生モノの大切なリングに使われる技法ですので、ゆっくり丁寧にご案内いたします。
秋田県に縁があり、同じように一つずつ
心
をこめて作られている「茶碗」と「杢目金屋」のリング。
どちらも、あたたかみのある、職人の手作りの一点ものです。
杢目金屋にお越しの際は、是非そっとご覧になってください。
これからの寒くなる季節、
まぁるいあたたかみのあるお茶碗に
あたたかいアップルティーをご用意してお待ちしております。
ゆったりと、落ち着いた空間で、
お二人だけのリングをお作り頂ければ、幸いです。
銀座店 三宅![]()








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