一緒の文字
お二人のリングの内側に入れる文字。
フィッティングという制作途中のリングを見る機会に、
お二人がじっくり考え悩むことの多い、こだわりが詰まった言葉。
よく目にするのが、お二人のお式の年月日、
ご入籍日、お互いのお名前を入れたものがあります。
また暗号のように、お二人でしか分からない内容のもの。
お互いに向けてのメッセージ、共通のご趣味から生じたマーク。
そしてご両家の家紋など様々なものが輪の内側に彫られています。
普段はリングをつける事で見ることのできない文字たち。
だからこそ、簡単には説明できない、深い思いが宿っているのでしょう。
一見よくあるように見える文字でも、
誰かと同じような並びでも、それぞれの思いが輪の内側を彩ります。
その、見慣れているマークに少し興味を持って調べてみました。
「&」
よくアンドマークとも呼ばれるこの記号、正式な名前は「アンパサンド」というそうです。
この名前の意味は
and per se and = この記号はそれ自体andの意味を持つ。
この見慣れた「アンパサンド」の原型は、紀元前60年頃にすでに
歴史上に登場していたと言われており、西洋の習字といわれるカリグラフィーの
発達などの影響を受け、姿形を変えながら今の「&」の形に落ち着いたそうです。
2000年もの間に人々によって磨かれてきた文字の結晶。
お二人の名前を2000年の時が繋ぐ。
「&」は長い時がお二人を繋ぐ、運命の代名詞と言ってもいかも知れません。
「アンパサンド」
お二人のリングの内側にもどうでしょう?
表参道本店 山内
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