佇む職人
数日前から、風は穏やか、日差しは柔らか、人通りは賑やか日和。
季節の移り変わりを予感させるような街の様子が、
表参道のいたるところで見受けられるようになりまし
た。
寒さに身を縮める日も少なくなり、暖かな空気の中に、
草花の匂いが微かに混じっているような気がします。
この場でよく題材にするのが植物の話題ですが、今回
も例にもれず、植物のお話でございます。
この度も少々のお付き合いをお願い致します。
今回は沢山の花が付いた樹木に代わりに、新米が本店の入口前に座っています。
華やかな草木が多い中で、変り種と言える新仁。
こちらの木です。
...春先の柔らかい光の中に、突如現れた荘厳な佇まい。
結構渋めのこの木ですが、ほんの少し悪役な気配が醸し出されている様にも見えます。
しかし、ポイントは根の部分で す。
とても力強いうねりと、躍動感が垣間見える姿です。
よくよく覗き込むと、慎ましやかにちらほらと新芽が見えます。
木目金のうねりは、この根から見える成長の美しさに、
職人が魅せられた結果なのかもしれません。
そういえば、職人と聞くと無骨なイメージがあるかと思いますが、
実際は気さくな方が多いのです。
もち
ろんリングを作る際の真剣さは、他を寄せ付けないほど力強いもの。
木目のリングには、職人の人生観が映
し出されているのかもしれませんね。
木の職人は、春の日差しを受けながら、お二人がくるのを、毎日お待ちしております。
表参道本店 山内
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沢山のリングがございます。
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